日本、インド洋で高濃度レアアース泥を発見 濃度は中国陸上鉱床の数倍―中国報道

【新華社】 レアアース(希土類)を高濃度に含む海底の泥をインド洋東部で発見したことを、日本の研究チームが19日に明らかにした。レアアース泥が太平洋以外で見つかったのは初めてで、世界の海洋に広く存在する可能性が出てきた。

レアアース(希土類)はハイテク製品に欠かせない資源だ。東京大の加藤泰浩教授を始めとする研究チームは昨年、日本近くの太平洋海底でレアアースを含む海底の泥を発見した。今回の発見したレアアースは、インドネシア・ジャカルタ西方沖約1千キロの海域に位置し、オーストラリア領ココス諸島近海である。

採取された掘削試料を分析したところ、水深5600メートルの海底下75~120メートルの場所に最高1113ppm(ppmは100万分の1濃度)、平均約700ppmのレアアースを含む泥の層があることが分かった。

太平洋と比べて深い場所にあり採掘は難しいが、濃度は太平洋とほぼ同等で中国の陸上鉱床の数倍に匹敵する。特に希少とされているジスプロシウムなどを豊富に含むという。

レアアース泥は、中央海嶺(かいれい)から噴出する酸化鉄などが海水中のレアアースを吸着し、周辺に堆積して形成されたと見られている。今回の発見されたレアアースは、中央インド洋海嶺などの活動に伴い堆積されたといわれている。海嶺は海底山脈とも呼ばれ、大洋底の中央部分にある海嶺は中央海嶺と呼ばれている。

加藤教授は「太平洋だけの特殊な泥ではないことが分かった意味は大きい。他の海域で開発可能な鉱床が見つかる可能性がある」と話している。

出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130521-00000007-xinhua-cn

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